2018年4月14日土曜日

呪術廻戦についてと紹介や考察[ネタバレ注意]

最近、週刊ジャンプに連載されている呪術廻戦が熱い。
テンポの良い会話。迫力なある呪術戦。
とにかく続きが気になる作品となっています。
そこでその概要を紹介しや考察を行っていきたいと思います。


ストーリーは

呪い。
辛酸・後悔・恥辱...。人間の負の感情から生まれる
禍々しきその力は、人を死へと導く。
ある強力な「呪物」の封印が解かれたことで、
高校生の虎杖は、呪いを廻る戦いの世界へと入っていく...!
異才が拓く、ダークファンタジーの新境地!             
ジャンプ公式HPより引用

これだけではよくわからないのであらすじをまとめると

あらすじ

呪い、時にそれは生き物の形をとったりと存在しているがそれを見ることができる者はほとんどいない。しかし、呪術師は確かに存在し教育する学校があるという世界観。
普通の高校生の虎杖が宿儺(強力な呪い)の一部を取り込む。普通は呪いに体を乗っ取られてしまうが虎杖は宿儺を制御できた。しかし、虎杖は呪術規定により処刑されることになっている。(器(虎杖)が死ねば宿儺も死ぬため上層部は宿儺を殺したいと考えている)しかし、虎杖は宿儺を取り込んでも制御できるということですべて(全部で20個)取り込むまで処刑が延期される。虎杖は呪術師の学校に転校することになる。

登場人物と使用呪術
各話の内容     は別記事にまとめました


呪いについて
呪霊、それは異形な形として存在していて普通の人はそれを見ることができない。
呪いは呪いでしか祓えない。
呪いには階級がある。これまでの一番上は特級で4級は雑魚レベル。
また、4話で「呪いは人の心から生まれる。人口に比例して呪いも多く強くなる」とあることから呪いは人間が生み出すものだと考えられます。また、後述の宿儺のように人も呪いになれることがうかががえます。今後、組織内の対立など人と人の呪術による戦いがみられるかもしれないです。

作中の呪いは宿儺や丑の刻参り(藁人形)など実際の呪術などがモチーフになっています。実際の呪術と言っても昔の俗信や迷信ではないかと思う方が多いと思いますが、実は今でも行われています。ある神社の御神木には藁人形がたくさん打ち付けられていたり…。もし呪術に興味があったらこちらの本がお勧めです。

呪いとは何か。藁人形の製作法などさまざまな呪術が紹介されています。
また、学研の本であり、わかりやすいです。

これまでの伏線

1.虎杖の身体の強さについて

虎杖はもともと砲丸を野球ボールのように投げるなど人間離れした身体能力をもっている。さらに宿儺を制御できるなどその体には謎が多い。また、作中いくどもなく周りがそれに驚く様子が描かれていることから何らかの秘密はあると思われます。また、祖父は出てきているも両親についての言及はない。

2.呪術学校について

何を教えているのか。
虎杖が学校に行ったとき学長以外が出払っていたがどこに行っているのか。


3.上層部について
五条先生が言うところの上とは何か。呪術協会みたいのが存在するのか。


4.両具宿儺について
もとは人であったとあったがなぜ呪いになったのか。
虎杖が取り込む部位が増えることで虎杖の身体がどうかわっていくのか。


宿儺とは

この漫画ではすべての宿儺のパーツを取り込むことが目的となっている。その宿儺について考えていきたい。

漫画の記載では「両面宿儺は腕が4本顔が2つある仮想の鬼神であり実は1000年以上前に実在した人間。呪術全盛の時代、術師が総力をあげて彼に挑んだが皆敗れた。死後呪物として時代を渡る死蝋さえ消し去ることができない紛うことなき呪いの王。」とされている。

また、実際に宿儺という存在は文献に記載がある。
「両面宿儺とは上古、仁徳天皇の時代に飛騨に現れたとされる異形の人、鬼神である。日本書紀においては武振熊命に討たれた凶賊とされる一方で、岐阜県の在地伝承では毒龍退治や寺院の開基となった豪族であるとの逸話ものこされている。                                

このように宿儺は朝敵であるとともに飛騨では英雄としてみなされている。作中の宿儺もある一面から見ると正義だった。思い切って予想すると当時の呪術組織は真っ黒だった可能性も。


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